ローコストなのにおしゃれで快適な家を建てるには



家づくりの資金計画を立てよう

家を建てるのにかかるお金は、本体建築費用と付帯工事費用、諸費用の3つに大別できます。本体建築費用とは、建物を建てるのに必要な費用であり、注文住宅の場合には総費用の7割程度が相場となります。付帯工事費用は建物以外にかかる工事費で、総費用の2割程度です。諸費用は契約や申請、税金などにかかる費用で、総費用の1割程度が目安です。その他にも土地の購入代金が必要ですし、場合によっては土地購入の仲介手数料がかかります。以上を踏まえ、用意できる頭金の額から家づくりの予算を決めましょう。住宅購入費の1割から2割程度の頭金を用意するのが一般的です。

おしゃれで快適な家とは

おしゃれな家を建てるのに、何より重要なのは統一感です。家の形や外壁、窓の形などがおしゃれでも、統一感がなければちぐはぐな印象になってしまいます。内装においても、壁紙や床材、ドアなどの色や質感にこだわるだけでなく、全体の調和を重視しましょう。直線と曲線をバランス良く取り入れることで、洗練された印象になります。また採光や風通しは、快適に住むためにとても大切です。1年を通して心地よく暮らすために、気密性や断熱性に配慮しましょう。

ローコストで価値ある家造り

ローコストで家を建てたいなら、真四角でシンプルな家を建てましょう。というのも、真四角なら使用する部材が少なくて済むからです。平屋や3階建てよりも、総二階を選べばコストが抑えられます。総二階とは、1階と2階の面積がほぼ同じ大きさの2階建ての建物です。総二階はシンプルな構造なので地震に強く、外壁面積が少ないことから断熱性が高いのもメリットです。さらに部屋数を少なくしたり、水回りをワンフロアに集中すれば、コストをより抑えることができます。

住宅ローン3000万の家を購入する場合、ローンを組むことが出来る目安となる一般的な年収は、400万円以上です。