家造りの資金繰りは無理なく計画的に行おう!



土地のあるなしで費用が変わる

家を建てるというのは、一生に一度あるかないかの出来事です。ですから、何事も計画的に行うべきでしょう。特に資金計画は一番重要かもしれません。自己資金で建設できるのであればまだよいのですが、銀行からの住宅ローンを利用して建てるのであれば、慎重に行わなくてはなりません。そして住宅建設において、土地のあるなしは資金計画に大きな影響を及ぼします。土地があれば建物代と諸費用を住宅ローンで賄うため、借入の資金は土地代がないために、比較的低く済ませることも可能です。ですが、土地から購入して行うのであれば、土地代プラス建物代と諸費用が掛かります。その場合には借入金が大きくなってしまうので、出来るだけ自己資金を貯めてから、住宅購入を実行したほうがよいかもしれません。

出来れば頭金を貯めてから実行しよう

住宅ローンだけを利用して、頭金を一切積まないで住宅を建てる場合には、銀行から「フルローン」で借りる事になります。もしも土地から購入してフルローンで借りるのであれば、毎月の返済がどのくらいになるか、綿密な計算をしてから借りるようにしたいものです。もしも、月々の返済金額が、自分の給料では支払いできないレベルであれば、やはり頭金を貯めてから望むのが理想と言えます。出来れば購入する住宅の2から3割の頭金を貯める作業から始めてみましょう。そうすれば当然借入金額を減少させることが出来ます。住宅ローンというのは「借金」であることを忘れないようにしましょう。無理をして借り入れをすると、必ず数十年の返済のどこかで無理が生じることもあるからです。

2000万の家を建てようと思ったら、最初に建設予定の土地や建物全体のイメージをして、おおまかな間取りまで考えておきましょう。