住みやすさに直結する要素とは!?間取りと収納にこだわろう



間取りは簡単には変えられないからこそ慎重に

家具や家電が気に入らない場合は、新しく買い替えるという手があります。しかし間取りに関しては容易には変更できないので、十分すぎるほど考えて設計していく必要があります。間取りを考えるときに多くの人は、自分自身が暮らしやすいかどうかを考慮しますが、大切なのは家族全員の快適性を重視することです。

確かに自分の部屋であれば、間取りに多少の不便があってもあまり気にならないかもしれません。一方で家族全員が集まるリビングなどは、間取りが悪いと不便やストレスの原因になります。間取りは住宅設計が関与してくる問題なので、家族全員で相談しながら詰めていくのはもちろん、施工会社の意見も聞くようにしましょう。専門家の目線から見て、快適な生活を実現できるかアドバイスを受けてみるのです。

収納を無視すると住みにくい家になる

建売住宅に関しては収納スペースが多めに確保されていることが多いです。それに対して注文住宅は施主が住宅設計をしていくので、収納スペースが不十分になる問題が起こりやすい傾向があります。収納スペースを増やせば部屋が狭くなると思うかもしれませんが、むしろ収納スペースが少ない状態のほうが部屋のスペースを食われてしまいます。例えば、クローゼットに衣服が入りきらないという理由で、そのまま床に置いてしまう人がいるのです。すると床のスペースが狭くなるので、室内を移動中に足を引っかけて転倒するリスクが高くなります。さらに掃除をするときにモノを一時的に片付ける必要があるなど、さまざまな不便が生じてきます。

愛知の注文住宅の相場は6000~7000万円ほどといわれています。愛知県のなかでも名古屋市などの人気エリアではさらに高額な費用となります。